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読書が好きなら超おすすめ!辞書なしで英語を100万語読んでみた - わたしの体験談

dachshund reading a book 英語
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じっくり付き合える方法を見つけよう!

「学びは遅効性」。時間がたってからききめが現れてきます
だから、自分が長くお付き合いできるものに出会えるまで粘り強く探し続けることが大事だと思うんです。
英語学習だってまさにそう。
教材は人それぞれ合うものが違うので、自分で見つけていくしかありません。

中学に入ってから英語をスタートした私

私の英語学習は中学1年の「ハロー、タロー」から始まりました。
教科書をまるまる暗記して、先生の前でスピーチするというテストもありました。
思い返すと、先生の発音は思いっきりカタカナ英語でした😁

高校は進学校だったので、先生方も熱心に指導してくれました。
定期テストでは、海外や都会の大型書店で先生方がわざわざ仕入れてきたリーダーズ・ダイジェスト(Reader’s Digest。アメリカで発売されている雑誌で、難しい単語が少なめなのに内容が濃い)のエッセイからオリジナル問題が出題されることもありました。

英語は英語のまま理解するのがよいという考えのもと、高校で指定された重いハードカバーのロングマン英英辞典と格闘した日々。
単語も必死に覚えました。あの頃は、英和辞書を蛍光ペンでマークしまくっていたなぁ。

my school dictionary
当時愛用していた英和辞書は蛍光ペンでマークしていないページがないくらい

受験英語を超えて、より自然に英語に触れたい!

受験英語の勉強を終えてからは、もっと自然な読み方やリスニングに憧れて洋楽を聴いたり、映画を見たり、アルクの通信講座「ヒアリングマラソン」に挑戦したり。

hearing marathon textbook
1994年に使っていたヒアリングマラソンのテキスト

いろいろ試しましたが、英文を頭から読んでスッと理解できるような状態にはなかなかなれませんでした。
受験英語を勉強していた時のように、文章の前後を行ったり来たり。。。

辞書なしで絵本からスタート!100万語多読に挑戦

そんな時、出会ったのが酒井邦秀さんの「辞書なしで絵本からスタートして100万語読む」という方法です。
まずは幼児向けの絵本からスタート。
いきなり知らない単語もあって、これはショック💦

絵本をある程度スラスラ読めるようになると、次は、リトールド版(プロがやさしい英語で書き直した本)に進みます。
やさしい言葉で書き直しているからといってあなどることなかれ。
大人でも本気で感動します!

reading record用紙をコピーして手書きで読書記録


「秘密の花園」を英語で読み直せたり、「マチルダ」のロアルド・ダールなど素敵な作家にも出会えました。

100万語に到達する頃には、多読ではおきまりのシドニー・シェルダンの作品(特に「ゲームの達人」が好きでした)をひと通り。
最後には、「アルジャーノンに花束を」、「ワイルド・スワン」など。

たくさんの名作に触れることができて、本当に楽しい体験でした。

my favorite booksとくにお気に入りの本たちは今でも手元にあります

アメリカには洋書がいっぱい(笑)

英語多読に励んでいたころは、仕事で米国に住んでいた時期とも重なっていました。
そこで、公立図書館でカードを作り、子供向けの本をたくさん借りました。
「うぉ~、洋書がいっぱい!」
と感動したのを今でも覚えています(英語の国なんだから当たり前ですけど🤣)

当時はめずらしかったカフェ併設の書店バーンズ・アンド・ノーブルで過ごす休日も至福のひととき。
バーンズ・アンド・ノーブルといえば、トム・ハンクスとメグ・ライアンのラブコメ映画「ユー・ガット・メール」もなつかしい😊
装丁が美しくて分厚い本がセールになっているのもうれしかったです。

そんなふうに当時はたくさんの洋書を手に入れるのもハードルが高かったのですが、いまは電子書籍で思いついたらすぐにポチできるので、ずっと取り組みやすいと思います。

現在は、「英語多読の森」という月額800円(税別)の英語読み放題サブスクサービスもあります!

library cardちょっとドキドキしながら作ったアメリカの公立図書館のカード

英語多読をはじめるときのオススメ

多読に挑戦してみようかなと思ったときにオススメなのが、本を手に入れる前に読みやすさレベルやあらすじ、本を読んだ方の感想(書評)を参考に本を選ぶことです。

そうすると、せっかく本を手に入れたのにぜんぜん面白くないとか、好みじゃなかった~といったことをできるだけ避けられますし、時間やお金のムダがはぶけます。
それに、ネタバレじゃない程度に内容を知っていたほうが、ワクワクしながら本を読み始められるのではないでしょうか。
どこでそんな情報が得られるのか。わたしが実際に参考にしたのは[SSS書評] BOOK REVIEW(ブックレビュー)のサイトです。
膨大な書評データ(おおよその語数も含む)が登録なしで無料で閲覧できます🙏
フランス語や中国語といった英語以外の言語のデータもあるので、他の言語の多読にも活用できるのはありがたいですね。

まとめ

多読は、英語学習の新しいトビラを開いてくれる素晴らしい方法です。

100万語という目標は、最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、幼児向けの絵本から始めて、自分のペースで読み進めることで、より自然な読み方が身についていきます。
本代が気になる方もいるかもしれませんが、数十万円もするような高額な英会話教室と比べるとコスパがよいです。
身近に多読サークルなどがあれば、洋書を借りることもできると思います。

じっくり付き合える英語学習法を探しているあなた。
ぜひ英語多読に挑戦してみて下さいね✨

いちばん参考にした本はこちら(↓)。あらすじや感想を読んでから好みの本を選ぶのがよいです。

「いっぱい読めばしっかり身につく 今日から読みます 英語100万語!」(日本実業出版社)

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