先日、とあるオーディションを受けてきました。
軽いノリで応募したんですが、書類選考に受かってしまったので、とりあえず二次試験へ。
行ってみたらかなりしっかりしたところでした。
受験者は30人以上。
用紙を渡されてオーディションに対する意気込みなどを手書きで書かされました。
概要説明の後、演技指導の方が簡単なレクチャー。
緊張して能面のような顔にならないようにするコツや、声帯を痛めずに喉をウォーミングアップする方法など初めて聞くこともいろいろ。
本人が苦手だと思っていることも強みになるよというお話にもやさしさを感じました。
お隣には子育てを終えた同年代の女性。
同じく軽い気持ちで応募された方で、
「副業にでもなるかな~と思って」
「そうそう~」
といった感じで、会話を楽しめるくらいリラックスしていました。
いよいよオーディション会場へ向かうと、そこにはど真ん中にこちらをじっと見つめるカメラ、周囲に2台のモニター。正面のテーブルには4名の審査員がずらりと腰掛けています。
ここで先ほど渡されたばかりの4つの短い台本の中からひとつ選んで、カメラに向かって演技します。
私は7番目でした。
中高年の素人の方がほとんどでみなさん緊張されている様子でしたが、それぞれに味わいがあって、それを見ながら自分は緊張することなく楽しんでいました。
歌手志望でなければ歌は歌わなくていいよということだったのですが、めったにできない経験ですから、とにかくできるだけ楽しんだほうがいいと思ったので、「歌います」のほうにマルをつけました。
ギリギリまで何を歌うか迷いました。
歌声は20歳くらい若いといわれる(←ココ、線を引いて強調)ので、大きな声が出しやすい邦楽にしようかなとも思ったのですが、英語で歌う洋楽の方がインパクトがあるし、英語のセリフがあるような仕事に対応できる人も少ないかなと思って、直前に洋楽に決めました。
「そら」で歌える洋楽はほとんどないのですが、2年前にオンラインのイベントでZoomカラオケに参加したことがありました。
上手に歌うことが目的ではないというありがたいイベントだったのですが、なにより歌うことが楽しいので、2週間ほど練習して、歌詞もしっかり頭に入っていたのでした。
つづく
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